開発が全面的に止まっている件

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ここ2週間ばかり、全然やりたいことが出来ていない。といっても理由の大半は、旅に出ていたり、毎日のように他人と晩飯に出かけていたりと、プライベート時間を自分で削っていたからなのだけど。

ただ、他にも一つだけしばらく作業を停滞させそうな要因がある。ちょっとした翻訳作業を依頼されて、やっつけているのだけど、これが大変な肉体労働で、訳文の作成に手と頭を使わされる割に、知識として得るものがほとんど無くて、趣味の時間が削られそうなことに困惑している。全部やったら最低でも20時間くらいは消えてしまう計算だ(おそらくその1.5~2倍はかかる)。それだけの時間があったら、mldspみたいなアプリがひとつ(あるいは半分くらいは)作れてしまいそうな気がする。

今回の教訓は、目的がほとんど人助けであっても、関心のない勉強みたいなことには手を出さないという割り切りが必要だ、ということだ。たぶん、自分の時間は、自分で思っている(いた)より貴重なもの。遊びに出ることを決めている時も、半ば「どうせ好きなことをやる時間はとれないんだ...」と諦めたり無思考状態になったりしていることが多い。少なくとも来週はもう少し自分だけの時間を大切にするようにしようと思った。

ところで、開発は止まっているのだけど、もう一つ、vocaloidもどきのような物を作るのはやめようかと思うことにした。ひとつにはfestivalベースの実装でflingerというものが既に存在していると知ったことがある。同一コンセプトの作品があるなら、作る時間をとるのがもったいない。純粋に勉強したいモードでもないし。

もうひとつには、英語で歌わせるというのは、日本語で歌わせるよりもずっと難しそうだと分かったということがある。vocaloidのようなものが日本だけで流行っている(そしてルカ等があってもやはり英詞の作品が少ない)のには相応の理由があるのだ。そこを上手いこと実用出来るようになれば、それはそれで楽しいだろうけど、生半可なリソースで出来ることじゃない。それなら他にもやりたいことがある。歌うことは自分でもできるのだから。

また、開発は止まっているのだけど、試行錯誤してIndependence FreeのようなVSTを使って遊んでみようとしていたりもする。2GB近くあったりするので結構大変だ。

そんなことをやっているので、コードの生産が無い、ということはある。いずれにしろ、しばらくは趣味の時間をちゃんと取れるようにしたいと思ったのだった。

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