ひと月以上間が開いてしまった。この間にprocessingのSilverlight移植版というものをやっていたのだけど、それは別途さり気なく公開することにしたので、それ自体の詳細はここでは書かない。ここでは、あくまでこのblogの目的に特化した話を書こう。
processingのSilverlight版を作り出した動機は主に2つ。
- マルチメディアアプリケーションでよく使われるVPLを、自分の環境用にひとつ用意しておきたい。これがJavaベースのprocessingとか商用のMAX/MSPではちょっと困る。というかMAX/MSPは詳しくないがバッドノウハウっぽい雰囲気がひしひしと...
- gainerのようなハードウェア操作言語として使われることがある。同じような仕組みを持たせておけば、移植性のあるC#開発環境も作れるようになるかもしれない。gainerの場合、C#ラッパーは、COM InteropでFlashのActiveXオブジェクトを操作する仕組みになっている。これではWindows以外の環境では動作しない。
まあ、gainer操作クラスライブラリは、自前で用意しないといけないのだけど。しかもSilverlightにはSystem.IO.Portsが無いから、WPFなりsilverdesktopなりでやらないといけない。面倒そうだ。
ちなみにportmidiもportaudioも全然進展がないんだけど、そういうもんだろうか。