portmidi-sharpアプリの最初の一歩が実現したので、今度はGUIだと思ってprocessingをmoonlightベースで実現するtsukimiに戻ってきた。すると、moonのビルド環境がだいぶ変わってきたこともあって、ビルド出来なくなってしまった。
問題はいくつかあったが、現在の問題としては、ビルドそのものは成功するが、processingプロジェクトのインポータが、mscorlib 2.0と2.1の両方を見に行くところで失敗してしまうところにある。かつては2.1のmscorlibもGACに含まれていたのだが、これがmake installしてもmonoのライブラリのようにインストールされることがなくなってしまったせいだ。
tsukimi自体は3つの部品で作られている
- Processing.Core.dll : 2.1. processing互換クラスライブラリ(?)のランタイム
- Processing.Importer.dll : 2.0. processingプログラムをtsukimiベースのコードに変換するためのインポータ
- tsukimi-tool.exe : 2.0. インポータのCLIフロントエンド
インポータがCoreへの参照をもっていたので、そこはアセンブリをリフレクションで呼び出すことで解決したつもりだったのだが、リフレクションで参照されるメンバが結局System.Windows.dllを参照するので、そこで参照の解決に失敗して先に進めなくなった。
解決策は見つかっていない。いっそこのままAgDLRに行ってしまうべきだろうか。
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