ある程度予想されていたことではあるけど、mugeneにかなりいろいろ手を加えた。ほとんどがバグフィックスだ。一番びっくりしたバグは、識別子参照の解決で変数名を全く考慮していなかったということだ。よくこれまで動いていたな...。バグフィックス以外では、base count (time divisionsでもいい)を指定するディレクティブを追加して、192以外の値も受け付けるようにしたことがある。vsqだと480がよく使用されているようで、もしかしたら必須なのかもしれない。
メタトラック生成はだいぶ出来てきたのではないかと思う。もしかしたらもう出来ているかもしれない。とりあえず今書いてあるサンプルMMLと生成されたSMFを公開しておこう。実用するときもこれくらいシンプルなMMLで動けば良いのだが...
あと地味なところでは、歌詞の直接記述は LYRIC というマクロにしていたのを L にした。これはミクやリン/レンを使う場合には多分あまり問題にならないのだけど、ルカのサンプルvsqを眺めてみて、英語の歌詞入力が日本語の場合に比べてはるかに柔軟で難しいことを知ったためでもある。たとえば "give" に一音を割り当てて、複雑な発音記号を指定する場合がある。そのたびに LYRIC などと書いてはいられないだろう。
次回はそろそろVSQをvocaloid2 editorに食わせてみようかと思う。
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