今週末は昨日書いたanowaveを公開するところまでもっていくつもりだったのだけど、昨日出来てしまったので、今日は思いのほか暇な時間が出来た。そんなわけで、折角ならと思ってrenoiseで遊んでみた。ちなみにrenoiseは面白そうだったのでもうライセンスを取得してしまった。
何か1曲でっちあげてみようと2時間ばかりいじってみたものの、ほとんど聴けた物ではないにもかかわらず既に演奏データが12MB近くにもなっていて、びっくりした。これだけファイルが大きくなるのは、音色データをそのまま取り込んでいるからだ。
一方で、音色はまだ豊富にあるとはとても言えない。使いたい音が入っていないという状況には以前と変わりがない。そんなわけで、打ち込むのにも早々に行き詰まり、大規模な音色バンクをもっているsoundfontから音色を引っこ抜いて、renoiseのxrni形式に出来ないかと考えてみた。同じようなことを考える人もそれなりにいるようで、おそらくrenoise本体がsf2をサポートすれば万事解決でもあるのだけど、とりあえずは出来ないようだ。
仕方がないので、可能なら自分で作ってしまえないかと思い、soundfontの解析が出来るライブラリは無いものかと探していたら、NAudioに行き当たった。そしてrenoiseに関しては既に知っていたものでNRenoiseToolsというライブラリがある。これらのソースを読みながら、creativeにあるsoundfont2の仕様書を眺めたりしている。soundfont2の仕様はそれなりに大きいが、サンプリングとキー別スロットとループの情報があれば、とりあえず再利用性は十分にあるのではないかと思っている。
最初は何となくrenoiseをいじってループで1曲くらいやっつけてしまおう、くらいのノリでいじり始めたのに、気がついたら全然違うことを始めていたという事実には気付かなかったことにする。
とりあえず今日はsf2ファイルを実際にNAudioで眺めてみようと思ったのだけど、sf2サポートのデモアプリのようなものが見あたらなかったので、デモアプリにちょこちょこと機能を追加して、sf2ファイルの内容をPropertyGridに表示するだけのサンプルを作ってパッチを投げた。
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